北野天満宮
(写真は全てK.N.先生提供)
菅原道真を祭神とする神社です。
境内には、梅の木がたくさん植わっています。これは、
菅原道真が梅の花を愛したと伝えられることに由来します。
東風(こち)吹かば 匂い起こせよ 梅の花
主(あるじ)なしとて 春を忘るな
菅原道真
藤原氏との政争の中で大宰府に左遷された菅原道真
が死ぬと、都では落雷などの災害が発生しました。そこで、
道真を祀る神社として、この神社が作られと伝えられています。
現在の社殿は、豊臣秀頼が1607年に造営したもので、
国宝に指定されています。八棟造という建築様式だそうです。
豪壮な桃山文化の代表的建築です。
朝廷や将軍達、豊臣秀吉などの権力者の多くが崇敬して
きました。
この写真は「日・月・星」の彫刻があるので、三光門と呼ばれて
います。重要文化財に指定されています。
菅原道真は学問に優れていたので、学問の神様とされています。
受験生が合格祈願をすることが多いです。
また、庶民にも愛されていて、毎月25日の縁日は多くの人で賑
わいます。特に12月25日は「終い天神」と呼ばれて多くの人が訪
れます。
外部リンク → 北野天満宮ホームページ
「ご由緒」のページには「七不思議」なども
載っています。
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